小説と漫画の読了の記録…とします。
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高橋 由太「もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ」
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江戸の世、深川で妖怪のオサキに憑かれている周吉。口うるさいオサキにあれやこれやと言われながら、日々の仕事をこなしていく。そんなある夜、辻斬りに襲われ、職場の娘さんが行方不明になる事件がー

設定はいい。ただ500円を出すとなると今後に期待。面白いけど世界に入り込みにくい。面白だけに勿体ない。もう少し、痒いところに手が届かない…うーん、惜しい。でも化けたらとても面白い作品だと思う。
香月 日輪「妖怪アパートの幽雅な日常4」
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木下祥「鬼の哭く森―マルゴの調停人」
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調停人として修業を決めた賢斗は、留学の準備ができるまでアジア地域を担当しているエージェント・ロバートと調停人アレクの調停を見学することにした。連れてかれた先には犬に似た狢とおかっぱ頭の座敷童子が「あれ」を巡って所有権を争っていた…

表紙の狢と座敷童子、口絵のプラスアレクがとても雰囲気があって好きです。狢…たしかに抱きかかてみたい尻尾と腹です。次は留学先のイギリスが舞台になるのかな、と思うとまた違う被造物が楽しみ(?)になります。一気に読んでしまいました。面白かった。
木下祥「マルゴの調停人 」
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人ざるもの=被造物(クレアトゥーラ)同士の諍いを仲裁する「調停人」候補として目をつけられた賢斗。何も知らず将来への不安を払拭するための旅に父親が赴任しているアルゼンチンへ赴いた。飛行機の中で知り合ったイサを町中で見かけ声をかけようとするが…

被造物同士の諍いを仲裁する役目を持つ「調停人」という設定が面白いです。細かい取り決めがあり、裁判のようで裁判ではない、あくまでも双方の中間を見極め宣言する。これってとても大事なことだと思います。双方に不満があると問題の根は解決しない…ですよね。

完璧はいない。
そういうところが好きだなぁと思いました。これから賢斗が調停人としてどう成長していくか楽しみです。
有栖川有栖「赤い月、廃駅の上に」
赤い月、廃駅の上に (幽BOOKS)赤い月、廃駅の上に (幽BOOKS)
有栖川有栖
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列車にまつわる「怪」の短編集。表題の「赤い月、廃駅の上に」はさすが表題になるだけあって記憶に残ります。

先生の作品は好きなのでどれも楽しく読みました。1400円という値段は安いけど本文の紙は質が悪く、中身はノドが広過ぎ上部が空き過ぎて少々読みにくい。もう少しどうにかならなかったのかなぁと…。先に本の質が気になってしまうのが残念。
有栖川有栖 ほか「怪談列島ニッポン 書き下ろし諸国奇談競作集」
怪談列島ニッポン 書き下ろし諸国奇談競作集 (MF文庫 ダ・ヴィンチ ひ 1-1)怪談列島ニッポン 書き下ろし諸国奇談競作集 (MF文庫 ダ・ヴィンチ ひ 1-1)
有栖川有栖、宇佐美まこと、勝山海百合、加門七海、黒史郎、雀野日名子、恒川光太郎、長島槇子、水沫流人
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怪談半分、奇談半分な感じです。
作品ごとに好みがあるので全体を通すとまあまあでした。好みだったのは有栖川有栖「清水坂」、加門七海「日本橋観光」、勝山海百合「熊のほうがおっかない」。分かりやすい話しで、ちょっと不思議でちょっと怖い感じのものでした。
香月日輪「妖怪アパートの幽雅な日常 1」
妖怪アパートの幽雅な日常〈1〉 (講談社文庫)妖怪アパートの幽雅な日常〈1〉 (講談社文庫)
香月 日輪
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両親が他界し伯父の家で暮らしていたがそれもこの春で終わり!
寮付きの高校へ入学が決ったからだ。
そんな思いは寮の火事で奪われた。学校近くまで行き途方へくれていた時、一軒の不動産屋を勧められる。そこで紹介されたアパートはどうやら曰く付きらしいが…

とても面白かった。久しぶりに先が気になり、なきそうになり、自分も頑張ろうと思った。多くの人に読んで欲しい本だとも思った。
今年一番のおすすめの本!
YA! ENTERTAINMENTで9冊くらい出ているのかな…文庫派なので(本棚の関係で・涙)地道に待ちます。次は3月くらいらしい。
星新一「竹取物語」
竹取物語 (角川文庫 ほ 3-10)竹取物語 (角川文庫 ほ 3-10)
星 新一
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何年ぶりだろう。学生時代の古典以来で「竹取物語」を読んだ。
読み返してみると出だしの一行目だけはしっかり覚えている。それ以外は朧げだった。かぐや姫の名付け人やら、無理難題を言い渡された人の数やら全然覚えてない。
あと、日本語の由来も書かれていて面白かった。

巻末に原文が載っているけど、やっぱり原文は眠くなる・苦笑

北森鴻「触身仏」
触身仏蓮丈那智フィルドファイル第2弾。特殊な道祖神が祀られているということから、助手の三國と連れ立って調査へと赴く。そこにあった即神仏は〈変っていた〉。過去と現代への事件と解き明かす、など民族学ミステリの短編集。

今秋からドラマになるそうで。本格民俗学ミステリだそうです。木村多江さんが主演と帯にありますが、もうちょ〜とキツイ感じの那智をイメージしてました。家に居たら見てみようかな。この本を読むと民俗学って面白いなぁと思うのです。

BUY→「触身仏」 北森鴻
三浦しをん「白蛇島」
白蛇島涙の形をし拝島には“表”と“奥”のふたつの集落がある。高校を島の外にした悟史(さとし)は大祭の為に帰省した。大祭は“奥”に唯一ある荒神神社の神宮が代替わりをする13年毎に行われる。その大祭を迎えた今年、集落で書くことも言葉を発することも忌み嫌われる“アレ”が出たという。伝説だと思っていた“アレ”を悟史も見てしまい…。

前作「月魚」よりとっつきやすいかも。
島の中の小さな集落ならではの沢山の〈変わった〉風習が読んでいる間に〈当たり前〉のことになった。というよりは、納得しないと先に進まないのだけど、誰も疑問に持たないからそれが当たり前のことになる。
どちらかというとミステリよりはホラーちっくな怪奇もの…かな。半分越えたころからぐぐっと面白くなってきた。

BUY→三浦 しをん【白蛇島】